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2006.12.19

ぱんせ♡

もう、火曜日ですが・・・日曜日の思い出。

日曜日は友達の大好きな「宮崎あおい」の映画
を見に行ってきましたよ。
ユーロスペース@渋谷、レイトショーでした。 
見てきたのは『海でのはなし』。
 
スピッツのシングルコレクション発売(2006年3月)を記念して
製作されたショートムービー。
もとはヤフーの無料動画で配信されてたみたいですよ。
しかも、撮影に費やされたのは…48時間!!短!
 
…だからなのか、見ていて違和感を感じる部分も。
シーンごとにブツッて切れちゃうBGMとか。
撮り方も気になったなあ。表情の見えないカット割りとか。
高校生の手作り映画みたいだったよ・・・。
うちらのシネマボンジュールのほうがよっぽどうまいね!☆
 
まあ出演の俳優が好みの人たちだったので、ね。
彼らの演技に助けられたんじゃないかと評価します。(何様) 
西島秀俊の哲学的なセリフが好き。
似合うなあ~~と思います。 
もしあたしが理系なら物理がやりたいよ。 
 
物語の内容は、気になる人はこちらへどうぞ。

監督は大宮エリーというひと。初監督作品。
あたし的には「パンセ」からの下りが気に入りました。
哲学的な感じがとても。
(楓(宮崎あおい)と博士(西島秀俊)の出会いがさっぱり
見えてこなかったけれど。背景がもっとあったらな・・・。)
 
 
映画の中の一つの鍵となっているのが、
「人間は考える葦である」というパスカルの言葉。
ラストのシーンで宮崎あおいが「パンセ」を朗読するシーンには
なんだかとても引き込まれてしまいました。  

以下、パンセより。
『人間はひとくきの葦にすぎない。自然のなかで最も弱いものである。だが、それは考える葦である。彼をおしつぶすために宇宙全体が武装するには及ばない。蒸気や一滴の水でも彼を殺すのに十分である。だが、たとえ、宇宙が彼をおしつぶしても、人間は彼を殺すものより尊いだろう。なぜなら、彼は自分が死ぬことと、宇宙の自分に対する優勢とを知っているからである。宇宙は何も知らない。だから、われわれの尊厳のすべては、考えることのなかにある。われわれはそこから立ち上がらなければならないのであって、われわれが満たすことの出来ない空間や時間からではない。だから、よく考えることを努めよう。ここに道理の原理がある。』
 

すごく共感。思考中毒にはぴったりの考え方でしょう。
何を悩んだって、もがいたって、人間はそれがすべてなんだ。
悩めばいいのだ。悶々としている自分すら受け入れられる。
 
  
映画としてはもう少し膨らませてもいい気がするけど、
これが無料配信ムービーなんだから豪華で厚みがあって、
見ごたえは十分だったのかも。
宮崎あおいをスクリーンで見たい方は是非渋谷まで。

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コメント

昔、倫理はまったなー。懐かしいー。まぁコイツとか嫌いだったけどー。
今も近代思想史なんかとってるけど、理系の頭に詰めんのはキツくなってきました。
デリダとかユクスキュルとか出てきて、もうワケわからん。
お前ら誰だよ。。。。

投稿: すさん | 2006.12.20 00:32

パスカルいいじゃーーーーん!!
あたしは素敵♡って思っちゃったよ。
デリダってだれ?!!笑
そんな私ですが哲学の授業は好きです。
理系も文系の勉強するといいよ。
理系の授業は受けたくないが。

投稿: すみれ | 2006.12.25 16:13

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